バレンタインに荷物が届いた。
「誰からかな~」と開けてみると、中には玄人志向の箱が。
この前新調した 11n 対応ルータにあわせて発注した 802.11ND-MPCI の到着。
キワモノというかなりリスキーなジャンルだけど、他に miniPCI で 11n 使えるのがないので人柱覚悟での注文。
まずは構成の確認。
チップは BCM4321LKFBG、全体では BMC94321MP3C2 と、前評判通り Broadcom 製。WMIB-209N の文字とシールの印刷から、バッファローの OEM 品のような感じを受ける。
早速うちの Inspiron 700m にセットしてみると無事に 11n を認識!
「キワモノなんて言ってるけどたいしたことないじゃん」と高をくくっていると……
ん?PC の動作がやけに重いぞ?
タスクマネージャを見てみると、CPU 使用率が 100% で固定されてる!
再起動しようとしてもシャットダウンの途中でフリーズ……
これはおかしいと、いろいろと調べてみるも原因はわからず。
system が CPU パワーのほとんどを食ってることはわかったけど、その中身がわからないので Process Explorer で覗いてみると
・Hardware Interrupts が多すぎ(30~50%)
・Deferred Procedure Calls も多すぎ(30~40%)
とハードウェアがらみの問題の模様。
そこで Fn + F2 で機能を切ってみてもダメ。ドライバを削除してもダメ。
最終的に 802.11ND-MPCI を引っこ抜いて回復。
メーカーの BBS に、同じく 700m で同じ症状が出てる人がいることを確認。
700m との相性が悪いのかなぁ。
今日はこれ以上は諦めて 2915ABG に戻す。
また時間を作っていじってみよう。
以上、失敗談のメモ書き。